【特定看護師】いすずさんへインタビュー

今回は、育児をされながら特定行為研修を修了された「いすずさん」にお話を伺います。

いすずさんは、お子さんを育てながら特定行為研修を修了されています。

帰宅後の家事と研修の両立や研修のコツなど、皆さん気になりませんか?

この記事を読んで、特定行為研修の具体的なイメージに繋がれば嬉しく思います。

▼いすずさんのブログはコチラ!

目次

いすずさんの修了した特定行為

私は、9区分16行為の特定行為研修を終了しました。

呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
  • 侵襲的陽圧換気の設定の変更
  • 非侵襲的陽圧換気の設定の変更
  • 人工呼吸管理がなされているものに対する鎮静薬の投与量の調整
  • 人工呼吸器からの離脱
呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連
  • 気管カニューレの交換
栄養に関わるカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連
  • 中心静脈カテーテルの抜去
栄養に関わるカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連
  • 末梢留置型中心静脈注射用カテーテル(PICC)の挿入
創傷管理関連
  • 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
  • 創傷に対する陰圧閉鎖療法
栄養及び水分管理に関わる薬剤投与関連
  • 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
  • 脱水症状に対する輸液による補正
感染に関わる薬剤投与関連
  • 感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与
血糖コントロールに係る薬剤投与関連
  • インスリンの投与量の調整
精神および神経症状に係る薬剤投与関連
  • 抗けいれん剤の臨時の投与
  • 抗精神病薬の臨時の投与
  • 抗不安薬の臨時の投与

特定行為研修を受けようと思ったきっかけ

当時の看護部長からしてみないかと話をいただきました。

それまで、特定行為研修の存在も知らなかったのですが、ありがたいお話だと思って受けました。

特定行為研修を受ける前に心配だったこと

私が特定行為研修を受ける前に気になったのは、下記のことです。

  • どの程度の勉強が必要でどんな内容を勉強するのか
  • 仕事をしながら、729時間もの研修をやり通せるのか
  • 息子は大丈夫か

どの程度の勉強が必要でどんな内容を勉強するのか

私の勤務する病院での特定行為研修は、私が最初の1人で、質問できる先輩はいませんでした(認定や専門看護師もいません)。

ネットからの情報ではよくわからなかったので、1冊本を購入してまずは読んでみました。

シトラスさんのブログでも紹介している、「看護師特定行為研修まるわかりガイド」です。

特定看護師がどういうものか、なんとなく理解し『これは結構大変な研修に申し込んだのではないか』という不安もありました。

ただ、この研修をやり切って特定看護師1号になったらなんかかっこいいやんというワクワク感の方が強かったです。

仕事をしながら、729時間もの研修をやり通せるのか

また、受講先の研修パンフレットに載っていた研修時間が729時間でした。

共通科目と区分別の勉強に半年で331.5時間、実習に半年で397.5時間です。

それを仕事もしながらどうやって終わらすことができるのか、一体私は寝る時間があるのか…始まるまで想像すらできませんでした。(今は共通科目が60時間縮小されています)

息子は大丈夫か

当時息子は小6で、手はずいぶん離れていましたが、まだまだ目は離せない時期です。

東京で1週間のスクーリングも2回ありますし、息子がちゃんと留守番できるかも不安でした。

ですが、息子に研修のことを話すと、ママがしたいことやったら応援すると背中を押してくれたので、よし!頑張ろうと覚悟が決まりました。

研修中の大変だったエピソード

研修中、大変だったことは大きく4つあります。

  • 勉強時間の確保が大変
  • 一人目というプレッシャー
  • 区分別科目(実習)が大変
  • 心細いこと

勉強時間の確保が大変

勉強時間の確保については、職場から研修中は日勤のなかで1時間、勉強時間に充てて良いと言われていました。

ですが、蓋を開けたらそんな時間なんて確保できません。

その結果、下記のように勉強時間を確保していました。

  • 朝の出勤前
  • 昼休み休憩
  • 帰宅後

先輩がいないので、どこまで勉強すれば良いのかがわかりません。

研修の試験がどのくらい難しいのかや、試験の傾向もわかりません。

少ない時間を効率よく使うために、調べものやレポート作成・小論文作成などPCを使うものは自宅で行い、テキストを読み込んで覚える勉強は職場の休憩時間(1時間)と分けて勉強していました。

一人目というプレッシャー

勉強はe-ラーニングなので、はじめにさっとスクロールすれば終了できます。

そのため、さぼろうと思えばさぼれて、試験が不合格になっても再試験もあります。

私は、勤務している病院の一人目の研修生だったので、私がだらしない結果を出してしまうと、「後進の人たちに迷惑がかかる」という思いがありました。

指導していただく医師に「特定行為研修を受ける看護師のレベルはこんなもんか」と思われないように、手をぬくことをせずにレポートなどの提出や勉強をしていました。

実習レポートも同様で、実習が終了するとその夜にレポートを作成し、翌日には指導医へ提出していました。

試験は難しかった

試験は難しくて、共通試験のときに半数以上の人が不合格で、再テストの人が続出していました。

その結果を見て、こんなに落ちるんだ…と衝撃を受け、その後勉強してもしてもまだまだ足りないのでは?と不安が倍増しました(幸い、私は全教科ストレートで合格できました)。

そのため、より大変に感じたのかもしれません。

区分別科目(実習)が大変

  • レポートが多い
  • 症例となる患者が見つからない
  • 患者さんの経過観察や調整が大変
  • 仕事と並行しながら特定行為の研修を行うのが大変

レポートが多い

特定行為1行為に対して5症例の実習レポートが必要です。

私は、16行為の研修を受けたので、80症例のレポートが必要でした。

症例となる患者が見つからない

対象となる患者さんは、あくまでも手順書の範囲内の患者さんになります。

症例になりそうな患者さんがいても、VSが不安定などの理由で手順書から逸脱する場合も多く、対象となる患者さんがなかなか見つからず困ったこともありました。

患者さんの経過観察や調整が大変

感染に関わる薬剤投与関連(感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与)の特定行為は、薬剤を投与後の評価も行います。

1症例に対し、1週間ほど経過もみるため、とても時間がかかります。

さらに、症例は1日2症例までと決まっていたので、他の症例と日が重ならないようにやりくりも必要です。

仕事と並行しながら特定行為の研修を行うのが大変

仕事も普通にしていたので、仕事の段取りをしつつ、できるだけ他のスタッフに迷惑が掛からないようにすることにも気を遣いました。

心細いこと

相談できる先輩がいないことです。

勉強でわからないことがあっても、聞けません。

病棟の看護師に相談しようとしたら、逃げていくか「私に聞かれてもわからない」と拒否されるかです。

医師も忙しいので、いつでも質問できるわけでもなく、ネットや本から答えを探し出さないといけないことも多かったです。

私も、1期生だったので分かります。

周りに味方がいないんですよね。

実習の研修方法

実習は、自分の所属施設で行い、指導医も病院内の医師が担当します。

実習では、実際に手順書を見ながら、指導医と一緒に特定行為を行います。

仕事を抜けて特定行為の実習を行っていた

私は、仕事をしながら特定行為の実習を行っていたので、症例となる患者がいたときに仕事を抜けて実習を行っていました。

1時間も抜けるのは難しくて、30分を数回などが多かったです。

抜けた時間の仕事は、時間が決まっているものはチームの人にお願いすることもありましたが、たいていは戻ってからこなしていました。

自分で仕事の段取りをつけて、「30分実習に行きその後の様子を10分ほど時間を見つけては何度か行く」などです。

例えば、感染の実習なら翌日にサイドバイタルや経過観察しに行く・陰圧閉鎖療法なら、初日に貼付して毎日1回創部のチェックに行くなど1日1~2回で良いけど、何日間か対象者のもとへ行くような場合もあります。

『人工呼吸管理がなされているものに対する鎮静薬の投与量の調整の場合

例えば、呼吸器のミタゾラム調整なら、まず調整のために実習対象者のいる病棟へ行き指導医と調整を行います。

その後、30分~1時間後や午後から様子を見に行きバイタルをとったり、病棟看護師さんにも様子を聞いて、指導医と必要なら再度調整するなどです。

さすがにPICCは昼からだったので、昼過ぎからの業務は免除してもらい、終わり次第仕事に合流していました。

シトラス(ブログ運営者)の補足説明

いすずさんのエピソードの補足をさせて頂くと、研修のためとはいえ自分の仕事を他の人に頼んで病棟を抜けるのって、ほんとうに申し訳ないです。

しかも、それが自部署の看護師のメリットになっていないから、同じ部署の看護師には頭が上がりません。

さらには、「仕事を抜けて特定行為を行う」という方法は、指導医からも印象が悪くなる場合もあります。

指導医からの印象
  • 看護師の仕事をしながら医療行為(特定行為)を片手間に行う
  • 薬剤の投与量の変更をしたのに、常時患者の傍にいない
  • 特定行為(実習)を看護師に任せて事故が起きた場合、責任を取るのは主治医

私(シトラス)は、医師から「片手間にやるなよ。もうやらせないからな。」と注意を受けたことがあります。

医師(指導医)の仰ることは、正論です。

医療行為(特定行為)を行うのに、リスク管理ができていないから当たり前です。

ただ、研修方法として看護師が不足していて実習時間の確保ができないから、看護師の仕事をしながら特定行為を行っていました。

でもそれは、医師や患者にとっては関係がありません。

医療者である以上、治療に全力を尽くすべきです。

いすずさんの苦労をお察しします。

実習Q&A

症例は、すべて自施設で終了した

全て自分の所属施設で、症例を取り終えました。

NPPV「非侵襲的陽圧換気の設定の変更」は、症例数を取ることが難しいです。

NPPVを使用する機会がないので、症例を取りにくいです。

たまたま対象者の入院があり、症例を取ることができました。

精神および神経症状に係る薬剤投与関連は、どのように症例をとりましたか?

抗精神病薬と抗不安薬に関しては、夜間に夜勤看護師に投与してもらい、症例としました。

どのような薬を内服してもらうかを指導医と相談して伝え、内服をした後の結果を翌日病棟看護師に教えてもらい経過をみていきました。

抗けいれん剤は、症候性てんかんの患者さんを対象にイーケプラの臨時の投与をしました。

イーケプラを内服していても振戦がおさまらない患者さんに投与量の調整をしながら経過をみていきました。

精神および神経症状に係る薬剤投与関連
  • 抗けいれん剤の臨時の投与
  • 抗精神病薬の臨時の投与
  • 抗不安薬の臨時の投与

研修中の拘束時間

研修中は、17時の定時くらいで帰ることが多いですが、レポート作成などは自宅に帰ってから行いました。

夕食後の18時半くらいから実習のレポート作成を始めていました。

実習レポート作成のために夜中に病棟へ戻る

何度も、夜に病棟に戻ることはありました。

急いで検査データや情報をメモるので、メモし忘れることがあるからです。

帰宅後、実習レポートを書くときにデータの移し忘れに気づき、職場が近かったので、何度メモしに職場に戻ったことかわかりません。

抜けている情報はそこでだいたいわかるので、19時台~20時過ぎまでの間に病棟に戻っていました。

息子には、どのくらいで戻るからと説明して、一人で留守番をしてもらっていました。

始めの半年は、共通科目、区分別科目の勉強だけです。

すべての試験に合格すると、その後の半年は実習になります。

仕事が実習のために残ったので戻ってするということは、無かったです。

実習施設によっては、区分別科目の講義を実習期間中に行う施設もあります。

帰宅してから研修に費やした時間

平日

家事と息子との時間以外は、すべて研修に費やしていました。

朝は普段から早起きなので5時に起き、朝食を作ったりして、息子を起こす7時まで1時間ほど勉強です。

息子が学校へ行くと、仕事に行くまでの間の1時間勉強です。

帰宅後は、夕食と入浴以外の時間は勉強していました。

主に、レポート作成や試験の小論文作成&その小論文の丸暗記です。

息子はリビング学習の子だったので、私がリビングで勉強していると、息子も一緒に勉強をし始めるということが多かったので、結果息子も勉強する習慣がついて良かったです。

『息子と22時に一緒に寝に行く』(当時同室で寝ていました)というルールにしていて、それは死守しました。

寝るまでの数分間、親子の会話をして、しっかり寝る。

元気に研修を続けるための秘策でした。

休日

休日は、家事をしていない時間はすべて研修の勉強に充てていました。

気が付くと、12時間ほど勉強やレポートをしている日もありました。

実習は半年の期限があり10月から始まりましたが、2月半ばで全ての症例を終了しました。

合格発表は4月頭のため1年間の実習でしたが、最後の1か月半はのんびりできました。

その時間を使って、特定看護師として仕事を始めたときに使える『特定行為研修ポイントノート』を作ったりしていました。

研修中のお金のやりくり

夜勤は月に2回で、研修中も夜勤は2回していました。

そのため毎月の収入が減ることはなかったです。

ただ、研修費は半分自費だったので30万円ほど支払っています。

半分自費で研修を受けているのは、私だけでした。

東京のスクーリングも、宿泊費と交通費は職場が出してくれましたが、夕食やお土産など普段なら使うことがなかっただろう出費もあります。

また、5月のスクーリングまでは有休で行っていたのですが、7日の内公休も混ざってますので6日分の有休が一気に減りました。

これはさすがににきつかったです。

さらに、9月の1週間も有休だった場合、他の用事で有休が取れなくなる状態でした。

そのため上司に掛け合い、9月のスクーリングは出張扱いにしてもらいました。

研修が終了すると、特定看護師としての手当が付くことは聞いていたので、それで取り戻せると思っていました。

スクーリングとは

スクーリングは、集合研修のことです。

私の場合、スクーリングは5月と9月に6日間あり30人の研修生がいました。

スクーリングのときは、東京の日本慢性期医療協会(新宿区)に集まり、授業やグループワークがありました。

5月も9月も初日は試験があり、最終日は口頭試問という試験があります。

9月は、それに加えオスキー試験(実技試験)も5日目にあるので、実質授業は3~4日間でした。

でも、この授業がとても濃くすごく勉強になりました。

今は、このスクーリングがリモートになっていて、9月は1日実技の授業、試験とオスキー試験を東京でしています。

特定行為研修と家庭の両立は可能?

isuzu

可能だと思います。

特定行為研修は研修先によるのかもしれませんが、e-ラーニングがメインです。

自分の手の空いている時間に進めることができるので、自由度があります。

コロナ禍ということもあり、東京のスクーリングも日程が短縮されていますし、その代わりオンライン授業になっています。

そのため、私が研修していた頃よりも融通がきくようになっています。

研修のポイント

家事は手を抜けるところは手を抜くことや、自分なりの工夫をすることが必要。

掃除や片付けなどは手抜きしまくりました。

すべて完璧にしないといけないと思ったら、それがストレスになります。

焦りからイライラして、子どもに八つ当たりしかねません。

私が工夫をしたことは、料理の作り置きです。

毎日料理をすることが負担になりそうだったので、休日に次の休みまでの主菜、副菜をまとめ作りし冷凍保存することで、食べる前にチンするだけになり、気持ちが楽でした。

特定看護師としての働き方

今、特定行為を行っているのは、9区分16行為のうち2区分2行為です。

気管カニューレの交換と創傷管理(デブリ)を行っています。

私の場合は、看護業務を普通にしていて担当部屋をもちますし、時々リーダーもします。

特定行為を行うからといって、通常業務を外れることはしていません。

委員会の所属

褥瘡委員会に所属しています。

普通は数年ごとに褥瘡委員は交代しますが、特定看護師は交代なくずっと褥瘡委員です。

主な活動が創傷管理だからかと思われます。

他の病院の特定看護師としての働き方

特定看護師の働き方は、勤務する病院の方針によります。

私が研修していた時の同期の人の話では、通常業務をしながら特定行為をしている職場もあれば、特定行為の時間を設けている職場もあります。

管理職をしているので研修だけを終了したという人もいます。

研修には、看護部長や師長、主任クラスも結構いました。 

活動内容

9区分16行為終了しましたが、今行っているのは、気管カニューレの交換と、創傷管理のデブリです。

気管カニューレの交換は定期交換が主です。

デブリをする必要のある患者さんが自部署にはほぼいないので、壊死組織のある患者さんがいる病棟に出向き皮膚科往診の時に皮膚科医と行っています。

今は、自部署で壊死組織の褥瘡が出来たときは、皮膚科往診の前に特定行為でデブリをしておき、経過観察のため皮膚科受診するようにしています。

週に1回の皮膚科を待つことなく適宜デブリができるようになり、創の治りが早くなったと感じます。

また、褥瘡委員会に所属し、褥瘡ができないようにポジショニングも見ていますし、全病棟への講習もポジショニングや創傷管理について依頼があった時は行っています。

▼具体的な特定行為の実施方法については、いすずさんのブログで紹介されています。

【看護師】特定看護師としての活動の実際を紹介します

修了した特定行為を、まんべんなく実施することは難しい?

終了した特定行為を実際に実施できるのかは、施設の考え方によると思います。

医師や管理職に理解がないと特定行為をさせてもらえません。

また、医師が病棟に常にいる状態では必要のない特定行為もあります。

例えば、内服や点滴の臨時の投与やインスリン調整など。

私の勤務する病院は医師が常に病棟にいるので、必要ありませんでした。

また、PICCや陰圧は導入にコストがかかるということで却下されました。

自分の希望する特定行為だけ習得することは可能?

「病院に必要な特定行為だけで良かったのでは?」と思いますが、日本慢性期医療協会は9区分がセットになっていたため仕方がありませんでした。

ただ、特定看護師は特定行為をするだけではなく、特定行為を行うためのアセスメント力や知識が必要です。

臨床推論

臨床推論とは、「医師が診断や治療を決定するための思考プロセス」のことをいい、看護学校では習わない分野です。

学んだ知識を活かして、いかに急変する前に気づき対応できるか、それも特定看護師だからできることなのかなと思います。

特定行為研修を受けようか迷っている方へメッセージ

特定行為研修の勉強は、正直に言って大変です。

ですが、やりがいはありますし、仕事をしながらでも意外とできるものです。

看護師って、研修をしていなくても継続学習が必要な職種ですし、研修を受けようと悩んでいる人は、継続学習がさほど苦ではない人が多いのではないでしょうか?

それを研修というかたちで行うことで、特定行為研修の修了証がもらえます。

「子どもがいるから仕事も家事も育児もというのは無理なのでは?」と悩む方もいると思います。

だけど、勉強して、努力している親の背中を、子どもはちゃんと見ています。

修了証を見せたときの、『ママ、頑張ったな!』と言ってくれた息子の笑顔を今でもよく覚えています。

後で、あの時研修受ければよかったなと後悔しないように、しっかり悩んで決めてほしいと思います。

編集後記

今回、特定看護師のいすずさんに、お話を伺いました。

いすずさん、ありがとうございました。

特定行為は、認知度も低く実施出来る範囲も限られていますが、発展途上であり可能性のあると考えています。

特定行為を行うための知識が必要

特定行為は、医療行為です。

当然、医師が行っている医療行為を代わりに行うので、知識が求められます。

私は、研修中は研修医の医師が読んでいる参考書を読んでいました。

医師が行う勉強をするので、勉強は大変です。

所属施設により実施出来る特定行為は異なる

いすずさんと、同じ特定行為を修了した方がいても、所属施設により実施できる特定行為は異なります。

いすずさんも、仰っていましたが、修了したすべての特定行為を行うことはありません

つまり、施設内でニーズのない特定行為は行うことはないです。

特定行為の研修を考えている方は、医師や師長や看護部長などに、どの特定行為ならニーズがあるのかを話し合うことをお勧めします。

この記事を書いた人

看護師のキャリアと働き方の奮闘について情報を発信中

シトラス
  • 30代 2児のパパ
  • 会社員を経て看護師になる
  • 看護師5年目で特定行為研修を受ける
  • 家族の体調不良により育休&時短勤務を経験
  • Twitterで「看護師の特定行為コミュニティ」も運営しています。ぜひ、ご参加ください。
  • 看護師のキャリアについても相談に乗っています。TwitterのDM or 問い合わせから気軽にご連絡ください。

修了した特定行為区分

  • 呼吸器(気道確保に係るもの)関連
  • 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
  • 栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連
  • 動脈血液ガス分析関連
  • 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
  • 循環動態に係る薬剤投与関連
  • 術後疼痛管理関連
目次