小笠原 雅巳さん
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研修内容
- 排泄ケア概論
- 皮膚のアセスメントとケア
- 精神面のアセスメントとケア
- 排便機能に破綻をきたす病態の理解と評価
- 排尿機能に破綻をきたす病態の理解と評価
- ストーマの管理
- 排泄障害の管理
- 創傷のアセスメントと管理
- 実習
研修期間
8ヶ月間(A過程)
所属施設からの補助金の有無
入学金全額、授業料半分の補助
読者にメッセージ
はじめまして。皮膚・排泄ケア特定認定看護師の小笠原雅巳と申します。
私は、自施設のオストメイトに対して、術前から退院後まで途切れの無いケアを提供したいと考え、資格所得を決めました。
資格取得を決めた時から上司と相談し、認定看護師過程への入校に必要な臨床経験を解決する為、部署異動等を行いました。
学校説明会で卒業生の方からアドバイスを頂いた事もありますが、臨床経験を積む為、所属する施設外へ出向き、経験を積む方もいるとお聞きした事もあります。
研修中に大変だったこと
研修期間中はその土地へ引っ越し、勉強に専念する事になります。
勉強への熱い思いも必要ですが、引っ越し費用やアパート契約等、出費が思った以上に多いと考えて頂いても良いと思います。
その為、入学を考えている時点から資金を貯める事も必要となります。
資格取得前に知っておいた方が良いこと
入校前、事前に知っておくと良かったなという点は「卒業後や資格所得後、所属する施設は自身をどの様に活動させたいのか」という事でした。
私自身、理解していたと考えていましたが、いざ研修中に考えたり、卒業間際で考えたりすると「もっとしっかり上司と話した方が良かった」と思った記憶があります。
なので、入校前から上司が思う活動内容、自身が思う活動内容を話し合い、お互いの思いを確認し合うのが良いと思います。
資格取得の相談
時々「上司から○○認定看護師になってみてはどうですか、と言われたがどうすれば良いですか」という質問を頂く事もあります。
上司から適任と評価されているという点は良いと思いますが、勧められた認定看護師は本当に自身がしたい看護なのか、という事をもう一度良く考えた方が良いと思います。
資格取得後は「プロ」として周囲に認知されますので、色々な相談が来ます。勧められただけでなった場合、その責任の重さで継続が出来ない場合もあるので注意が必要です。
学生からの質問
学生の方から質問される内容で特に多いのが「手当」です。
手当は頂けない施設や、頂いても5,000円未満が多いと聞きます。
やはり、資格取得顔は手当が付くことでモチベーションに繋がると思いますが、手当を目的に取得したのでは無いと考えると、無くても仕方ないと思います。
しかし、資格取得後は色々とお金は掛かります。
認定看護師の更新、所属学会の年会費、自己研鑽の為の費用等、様々です。
活動内容
皆様へお伝えしたいのが資格取得後の活動内容についてです。
資格取得後は「専任」なのか「専従」なのかで大きく違います。
専任であれば認定看護師業務以外にも、所属が病棟であれば、病棟業務も行う必要があります。
その為、慣れるまでは病棟業務に何割、認定看護師に何割等、どのくらいの感じで分けた方が良いのか分からず活動がしにくいという事もあると思います。
色々と長々お伝えさせて頂きましたが、認定看護師になる事で幅広い知識、技術を習得でき、自身の看護が楽しくなると思います。
その他にも全国に横の繋がりができ、力強い仲間を作る事も出来ます。ですので、取得する前もした後も辛い事があると思いますが、是非なってみてはどうですか。
何かご質問等があれば小笠原 雅巳のTwitterまで、お気軽にお問い合わせください。
頑張って下さい!