【看護師がどんどん辞めていく】看護師の仕事が辛いの原因「9K」って何?

落ち込む看護師

もう嫌、ほんと無理。
なんで、こんなに仕事が辛いの。

こんな仕事辞めたい。

看護師の仕事って、本当に大変ですよね。異業種から看護師に転職した時に嫌っていうほど痛感しました。twitterでも、「看護師辛い」や「看護師辞めたい」のツイートは、雨のように皆つぶやいています。

そもそも看護師の仕事がなぜ辛いのか、仕事内容や人間関係が原因なのは分かるけど、ちょっと大雑把じゃありませんか?

異業種から看護師に転職した私が、看護師がなぜ辛いのかを解説します。

看護師の仕事が辛い原因が分かれば、あなたが何にストレスを感じているのか理解できます。ストレスの原因が分かれば、仕事内容を変えたり転職をして「看護師の仕事が辛い」から脱却しましょう。

目次

看護師の仕事の3K(キツイ・キタナイ・キケン)

看護師の仕事は9Kと言われていますが、一般的には3Kという言葉が使われています。

3Kとは?

3Kとはどういう意味でしょうか

  • きつい (Kitsui)
  • 汚い (Kitanai)
  • 危険  (Kiken)

きつい汚い危険のそれぞれの頭文字をローマ字にすると「K」になり、そこから3Kと呼ばれるようになりました。

体を酷使するうえに不潔な状態になりやすく、場合によっては怪我をするかもしれない仕事を意味しています。

いわゆるブルーカラー系の仕事の多くが3Kに該当しやすいですが、看護師の場合は3K以上に過酷な9Kと呼ばれることも…。

看護師の9Kとは

続いて、看護師の9Kとはどんな意味でしょうか

  • きつい
  • 汚い
  • 危険 
  • 給料が安い 
  • 休暇がとれない
  • 帰れない
  • 化粧ノリが悪い
  • 薬をいつも飲んでいる 
  • 結婚が遅い 

3Kのきつい汚い危険に加えて給料が安い、休暇がない、規則が厳しい、化粧がのらない、薬をいつも飲んでいる、結婚が遅いという項目から9Kといわれています。

どうでしょう。すべて該当する方は少ないと思いますが、ほとんど該当しませんか?看護師の仕事は、それだけ過酷な職種といえます。

1K. きつい

体力的なきつさに加えて、精神的なきつさも負担をかける原因になっています。ストレスにより体調を崩す看護師も少なくありません。

また、看護師は医者と患者との板挟みになりやすく、とにかく気を遣う状況が多いです。

2K.きたない

患者の自宅復帰の援助をする素敵な仕事といっても、現実は下の世話です。おむつ交換はまだ仕事と割り切ることが出来ても、洋服やシーツまで汚染していたり、便を手で触ったりする状況も…。

仕事と分かってはいても、私は何をしているのだろうと疲弊してしまいます。

3K. 危険

医療機器や薬剤の取り扱い、感染症や病原菌へのリスクなど、看護師は医療現場ならではの危険が伴う仕事。

さらには、患者から叩かれたり蹴られたりするケースもあります。看護師である限り少なからず危険やリスクは伴いますが、スタッフに危害を加えるなら入院してくるな!と言いたい。

4K. 給与が安い

世間では看護師に高収入なイメージをもつ人も多いですが、長時間の夜勤に対する手当がなければ普通のOLと変わらないくらいの給料です。

額面を見れば低賃金ではありませんが、交代制の不規則な生活や命に関わる特殊な知識を必要とされる専門スタッフとして考えると、決して高い給料とはいえません。

5K. 休暇がとれない

ただでさえ最低限の看護師で業務している状況で申請した通りの休暇がとれるはずもなく、ましてや病棟勤務は正月もゴールデンウイークも関係ない職場。

有休が午前だけだったり午後だけだったりするケースも珍しくなく、そうした労働条件の中で“高収入だ”なんて言われると、さすがにイラッときませんか?

6K. 帰れない

1人1人の仕事量が多すぎて、定時で仕事が終わって帰れるなんて日はまずありません。

残業が前提の業務のなか、勤務終了間際の入院受け入れやドクターの指示待ち、通常の業務で処理できなかった雑務など定時で帰ることは現実的に不可能です。

7K. 化粧ノリが悪い

美容に関する問題も看護師の大きな悩み。夜勤が重なると肌の調子も悪くなりやすく、ホルモンバランスの乱れから厄介な肌トラブルも増えてしまいます。

さらに、ストレスや睡眠不足、喫煙や不健康な食生活などもあわさり、ますます化粧のノリも悪くなる状態…。スキンケアだけでなく、日頃から肌に良い栄養を心がけている看護師も多くいます。

8K. 薬をいつも飲んでいる

仕事の辛さのせいで、少しのストレスでも体調を崩しやすい看護師が増えています。私も、夜勤明けの日は頭痛薬が必須です。頭痛薬がないと、辛くてこどもとスキンシップがとれません。

また、夜勤明けの次の日は下痢になることもルーティンになっています。内臓に疲れが溜まっているのを痛感します。

9K. 結婚が遅い

もはや看護師のジンクスと言っても大げさではありません。日本看護協会の調査によると25歳~29歳の看護師の未婚率は75%。

出会いが少ないという環境もありますが、それに加えて出会いに費やす時間がないというのも理由の一つと考えられます。恋人がいても何かと“すれ違い”も多くなるようですし…。

医療従事者の中でも看護師は多忙?

看護師はもっとも多忙な医療従事者とされています。

主な理由は下記のとおり。

  • 医師のサポート
  • 患者の清潔ケアや介助
  • 点滴や内服薬の投与と管理

また、大変な仕事だから人手不足になりやすく、人手不足が原因で一人の看護師が数人分の仕事を行うケースも…。仕事のストレスや夜勤の不規則な生活リズムで体調管理が崩しやすくなり、常時薬を飲みながら仕事をしている方もいます。

さらに、多忙なため職場以外の場所で他人と接する機会も減り、結果として婚期が遅くなってしまう可能性も…。

▼看護師のストレスの本音&解消法について詳しく知りたい人はこちら!

【看護師はストレスランキングTOP】 5つの原因とチェック方法&解決方法を解説

看護師を辞めたいと思う理由とは?

あなただけでなくどんなに完ぺきな先輩でも、看護師という過酷な仕事のせいで、仕事を辞めたいと考えてしまうことがあります。

主な理由は下記のとおり。

  • ミスをしてしまった
  • 真面目な性格
  • 人間関係が辛い

理由1.ミスをしてしまった

看護師の仕事は常に多重課題で、点滴や内服薬の投与だけでなく人間を相手にします。どんなに予防をしていても患者を完ぺきにコントロールなんてできません。

血糖値の測定忘れや点滴の投与忘れは防ぐことが出来ても、患者がせん妄になっているかなんて、注意深く確認していないと変化に気付くことが出来ません。

夜中に気付いたらせん妄になっていてカテーテルを抜去していたとか、患者自身が大丈夫だと思って看護師を呼ばずに一人で歩こうとして転んでしまった。このようなインシデントは防ぐことは不可能。

さらに、看護師は人の命に関わる仕事なため、ミスをしてしまい患者の容体が急変した!なんてことがあるとトラウマです。仕事そのものを拒否してしまう可能性も。

ミスをした影響が大きすぎて、1回のミスも許されないと神経質になってしまうケースも…。

理由2.真面目な性格

自分の仕事を真面目に取り組む人ほど悩みやすいとされています。

なぜなら、神経質になりすぎてしまうから。絶対にミスが出来ないと何度も繰り返し確認し、緊張のしすぎで精神的にダウンしてしまいます。

人間を相手にする仕事だから、思い通りにならないしミスをなくすことは不可能です。でも、真面目な性格の人は、「ああすれば良かったとか、こうすればミスを防げた」なんて考えてしまいます。

患者の命に関わるためミスをなくすように意識することは必要ですが、ある程度の切り替えも必要です。

理由3.人間関係が辛い

看護師として働いてから2年目か3年目の人に多い悩みとして、職場の人間関係があります。

まったくの新人ではなく仕事も任されますが、独り立ちしているわけでもなく先輩に相談したいけど、後輩のフォローもしているから、聞けないというケースも…。

さらに、後輩もいるから新人のように何でも聞くことが出来なくて、周りの人とどう接して良いのかが分からず、不安に感じてしまうことは珍しくありません。

また、自分も仕事に不安があるのに、後輩を指導する必要に迫られるというケースもあります。

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【病院の人間関係が悪いって本当?】職場で孤立してしまったとき3つの弊害と解決方法を紹介

9Kの解決策はどうしたらいい?

「看護師の9K」というのは、実は1992年の流行語大賞の銀賞を受賞した言葉です。

それから30年近く経っている今も、この9Kに共感できるということは、労働環境があまり変わっていないのかも…。

ただ、看護師の職場環境の全部が9Kということはありません。

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【看護師の忙しいを解決】働き方を変えてのんびり働く3つのステップ

こちらの記事では、自分がなぜ忙しいのかを考え、それに向けた解決策についても述べていますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

看護師の9Kとは

  • きつい
  • 汚い
  • 危険 
  • 給料が安い 
  • 休暇がとれない
  • 帰れない
  • 化粧ノリが悪い
  • 薬をいつも飲んでいる 
  • 結婚が遅い 

この9つの労働環境を表した言葉です。

過酷とも言われる看護師の仕事ですが、自分の工夫次第で対策できる部分もあります。

また、看護師は活躍できる場が多い職業でもあるので、働く場所や働き方を変えてみるのも1つの選択肢です。

ぜひ、無理をしすぎず、あなたに合った労働環境を追求してみてください。

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この記事を書いた人

看護師のキャリアと働き方の奮闘について情報を発信中

シトラス
  • 30代 2児のパパ
  • 会社員を経て看護師になる
  • 看護師5年目で特定行為研修を受ける
  • 妻のうつにより育休&時短勤務を経験

修了した特定行為区分

  • 呼吸器(気道確保に係るもの)関連
  • 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
  • 栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連
  • 動脈血液ガス分析関連
  • 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
  • 循環動態に係る薬剤投与関連
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