看護師の特定行為研修 指定研修機関の募集要項の見方

看護師

特定行為研修に興味があって「特定看護師」になりたいんだけど、外部の指定研修機関に行くのはとても不安だわ。しかも、遠い。
実習指導の医師ともうまく関係が築けるかとても不安。

外部施設に研修を受けに行くのはハードルが高く、不安に思う方もいます。実は、特定行為研修は自分の勤務している施設でも受講できます。

日本看護協会の「特定行為研修ポータルサイト」で研修施設を探してみましょう。

この記事では、自分の勤務施設で受けられる「特定行為研修」指定研修機関の検索とメリットの紹介もしています。

この記事を読んで分かること
  • 指定研修機関の募集要項の見方
  • 区分別科目の実習場所について
  • 自分の施設で受講するメリット
  • 自分の施設で受講する手続き
目次

「日本看護協会 特定行為研修ポータルサイト」の使い方

下の画像は、「日本看護協会 特定行為研修ポータルサイト」を使用し、「東京都」で「希望する特定行為区分」を検索した指定研修機関の検索結果です。

下の画像では、需要の多い人気のある「特定行為」を選択しています

特定行為研修 指定研修機関

詳しい使い方については、下の記事で紹介しています。

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看護師の特定行為研修 
指定研修機関 募集要項の見方

次に各指定研修機関の「募集要項」の見方を説明します。
「研修期間」 「研修スケジュール:共通科目」 「研修スケジュール:区分別科目」に注目してください。色ごとに分けてあります。

東京医科歯科大学病院

花と森の東京病院

JADE-COM研修センター

国際医療福祉大学

青葉学園東京医療保健大学

研修期間と共通科目の違い

看護師

研修期間に違いがあるのね。共通科目の実施方法も「講師と対面授業」と「eラーニングで受講可能」に別れているわ。

ここがこのサイトの使いにくいポイントです。

研修期間が「24か月」で共通科目が「講師との対面授業」となっている研修施設は、「特定看護師」の研修ではなくて「診療看護師(NP)」の資格取得が対象になっている指定研修機関です。

特定看護師と診療看護師の特定行為研修が混合している

研修期間が「24か月」かつ「講師との対面授業」となっている指定研修機関は、診療看護師の資格取得を対象にしています。診療看護師も、特定行為研修を24区分(24区分修了しない診療看護師の教育課程もある)修了するため、このような表記になっています。

とても紛らわしいです。

共通科目の研修場所について eラーニング

特定看護師の共通科目は、「eラーニング」というPC上で研修を受けます。

そのため、場所の制限はなくどこでも受講が可能です。指定研修機関によって、共通科目は以下のいずれかの場所で研修を受けます。

共通科目の研修場所
  • 自分の勤務している施設
  • 指定研修機関
  • 指定研修機関の協力施設(協力病院)

当たり前のことですが、グループワークや試験などがあるので、全ての共通科目が「自分の勤務している施設」で受けられるわけではありません。週に1回や月に数回、研修生が指定研修機関に集合する日があります。

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「eラーニング」とは?

eラーニング研修とは、パソコンとインターネットを使った学習システム=eラーニングを活用して行う研修です。スマホやタブレットなどのマルチデバイスに対応しているものが多く、参加者は好きな場所からいつでも参加できます。

研修はあらかじめ録画された動画講義が一般的です。

特定行為研修の実習場所について

看護師

区分別科目の実習場所が「実習の全てを受講者が勤務する施設で受講可能」と「実習の一部を受講者が勤務する施設で受講可能」となっているわ。
これはどういうこと?指定研修機関で実習を受けるんじゃないの?

ここがポイントですね。詳しく説明します。

特定行為研修は基本的に自分の勤務している施設で行う

区分別科目の基礎知識として、区分別科目のゴールは区分別科目の期間内に、1つの特定行為につき「5症例」特定行為を行うです。

基本的に区分別科目は、自分の勤務している施設で行います。しかし、施設によっては、実施することが難しい特定行為があります。その場合、外部の協力施設で必要な症例数を終わらせるために実習をします。

基本的に自分の勤務している施設で実習を行うため、協力施設が複数ある場合でも施設のローテーションは行いません。あくまでも、足りない症例数を補う場合に協力施設で実習を行います。

看護師

自分の勤務している施設で実習が出来るなんて良いじゃない。スタッフだって知り合いだし、カルテの見方とか物品の位置だって聞かなくたって出来るわ。

自分の勤務している施設での実習はとてもスムーズに進みます。とても大きなメリットです。

それから、外の病院って気になりますよね。色々な病院を経験したいと理由を付けて、協力施設をローテーションするのも良い方法だと思います。

順調に必要な症例数が終わってくると、後半やることがなくなってきます。その場合にも外の病院を見ることは良い機会かと思います。

実習指導は誰が行うの?

それぞれの施設の医師が実習指導を行います。自分の勤務している施設での実習となった場合、指定研修機関が自分の所属施設と指導医を協力施設として厚生労働省に登録をします。

普段から関わっている医師が指導医になることは、とても大きなメリットですね。

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まとめ

information
  • 特定行為研修は自分の勤務している施設で受けられる
  • 共通科目は、自分の勤務している施設or指定研修機関
  • 区分別科目は、基本的に自分の勤務している施設で行う

この記事を書いた人

看護師のキャリアと働き方の奮闘について情報を発信中

シトラス
  • 30代 2児のパパ
  • 会社員を経て看護師になる
  • 看護師5年目で特定行為研修を受ける
  • 妻のうつにより育休&時短勤務を経験

修了した特定行為区分

  • 呼吸器(気道確保に係るもの)関連
  • 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
  • 栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連
  • 動脈血液ガス分析関連
  • 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
  • 循環動態に係る薬剤投与関連
  • 術後疼痛管理関連
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